’07 9/21,22 ハイビスカスプロジェクト

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date: 2007年10月15日 月曜日 22:46

渋谷駅前は公園通り。多くの人で賑わう公園通りには、樽プランターにハイビスカスが咲き乱れています。
さて、秋を迎え、公園通りのお花が植え替えられることに決まりました。しかし、それまで植えられていた800株のハイビスカスを そのまま廃棄するのは心が痛みます。どうしたらよいものでしょうか?
そこで、渋谷公園通商店街振興組合と協力して、北谷稲荷神社秋季例大祭にあわせて、代々木公園けやき通りで 800株のハイビスカスを配布する計画を立てました。ハイビスカスプロジェクトです。
今の時代、街路のお花もリサイクルです。


その手順は次の通りです。
まず、21日の夜中に、公園通りの樽プランターからすべてのハイビスカスを抜き取り、代々木公園に運びます。
続いて、ハイビスカスを鉢に植え替えます。翌日の22日に、このハイビスカスをみなさんにお配りします。
願わくば、ハイビスカスが皆様のご家庭でよき第二の人生(?)を送らんことを!


公園通りのハイビスカスを代々木公園へ

そうして作戦が始まりました。
21日18時。渋谷駅前にシブハナメンバーが集まります。最初に来たのは4人。手分けして樽プランターからハイビスカスを抜いていきました。
これからメンバーは集まってくるのですが、800株を坂の上の代々木公園に運ぶのは、気の遠くなる作業のように感じました。


夜中の代々木公園

そうしているうちにメンバーがどんどん集まってきました。
ハイビスカスを抜き取る者。それをトラックに積み込む者。トラックで花を公園まで運ぶ者・・・。
メンバーが手分けして、800株のハイビスカスを公園に運んでいきました。
そして、すべての花を運び終わった後、ハイビスカスを鉢に詰めていきました。
これらの作業は、当初の予定では21時に終了するはずでしたが、一部の人は終電間際まで作業していました。


22日10時、代々木公園に ちらほらと人通りが増えていきます。
シブハナの計画に興味を持って下さる通行人もいます。14時過ぎには、さらに人通りが増えていきました。
とても日差しが強かったので、ハイビスカスの根元の水分がどんどん蒸発してカラカラになっていくのがわかります。交替で花の世話をし、配布していきます。
配布に合わせて、冬の間 ハイビスカスを預かってもらう「花親」の募集も行いました。
ハイビスカスは屋外で一冬越すことができないので、冬の間おうちの中で面倒を見てもらって、来春また渋谷にもってかえってきて植えてもらう、というものです。
花親には、40人くらいの方に応募していただきました。春が楽しみですね[:にこっ:]



若い方からご年配の方まで、幅広い層の方々がハイビスカスを持っていてくださいました。。
17時前には、800株のハイビスカスは、すべて配布されました。
このたびのシブハナの計画は、大成功です!



※9/22のハイビスカス配布時に配ったチラシのPDFデータをアップしました。
コチラをクリックしてご覧になってください。(1Mb)